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最終受付は診療終了の30分前

歯が痛い・しみる

-むし歯治療-

CARIES TREATMENT

むし歯かな?と感じたら
まずはご相談ください

「歯がしみる」「冷たいものが歯に触れると痛い」など、少しでも異変を感じたら、できるだけ早く歯科医院へ足を運んでほしいと心から願っています。
むし歯は早期発見・早期治療が何よりも大切です。しかし、むし歯は治療して終わりではありません。むし歯の原因は、日々の生活習慣や口内環境に深く関係しているため、治療後の再発を防ぐことが重要です。

当院では、患者さんと一緒にむし歯の原因を突き止め、一人ひとりに合った予防策を提案します。どうぞ安心してご来院ください。

当院のむし歯治療

痛みに対する配慮

「歯医者は痛いから苦手」という方もいらっしゃるかもしれません。そうした歯科治療への抵抗をなくし、早期発見・早期治療につなげるため、当院では麻酔時の痛みにも最大限配慮しています。まず、針を刺すときの痛みを和らげるために、歯ぐきに表面麻酔を塗ります。その後、一定の速度でゆっくりと麻酔液を注入できる電動麻酔注射器を使用することで、注入時の圧迫感や痛みを軽減します。また、強い不安や恐怖心がある方には、リラックス効果のある笑気吸入鎮静法(オプション)もご案内しています。

笑気吸入鎮静法とは

笑気吸入鎮静法は、笑気ガス(亜酸化窒素:N₂O)を低濃度で酸素と一緒に吸入して行う鎮静法です。体への負担が少なく、安全性が高いのが特徴です。吸入すると、ほのかなリラックス感や温かさを感じ、不安や恐怖心が和らぎます。意識はしっかりあるため、歯科医師との会話や指示には応じられますが、「怖さや緊張を感じにくくなる」状態になります。

できるだけ削らない

一度削ってしまった歯は、二度と元には戻せません。大きく削ると歯がもろくなり、将来的に破折しやすくなったり、歯の神経にダメージを与えて炎症を引き起こすリスクが高まります。そのため、当院では健全な歯質をできるだけ残す「ミニマルインターベンション(MI)」という考え方に基づき、治療を行っています。常に拡大鏡を使い、肉眼では見えない細部まで確認しながら精密な治療を心がけています。また、歯を削る際には、軸のブレが少なく、削る感覚が手元に伝わりやすいコントラという切削器具を使用し、必要以上に歯を削らないように細心の注意を払っています。

むし歯を見極め、削り残しも防ぐ

むし歯を必要以上に削らないことは大切ですが、同時に「むし歯の取り残し」も絶対に避けなければなりません。取り残しがあると、治療後にむし歯が再発してしまうからです。当院では、健全な歯質とむし歯になった部分を正確に見極めるための機器を使用しています。ダイアグノデントは、レーザーを当てて歯質を数値化することで、むし歯の進行度を客観的に判断できます。また、う蝕検知液を使うと、むし歯になっている部分だけをに色を染めることができるため、削り残しがないかをしっかりと確認できます。

できるだけ神経を残す

むし歯が神経にまで達してしまった場合でも、安易に神経を抜く(抜髄)ことはしません。なぜなら、神経を抜くと歯がもろくなり、破折するリスクが格段に高まるからです。歯の寿命を延ばすために、私はできる限り神経を残すための処置を第一に考えています。むし歯が神経に非常に近い場合は、MTAセメントという優れた材料を使って神経を保護します。MTAセメントは、高い殺菌作用と組織再生を促す効果があり、歯の内部から治療をサポートすることで、神経を温存する可能性を高めてくれます。

歯の神経の治療
-根管治療-

根管治療とは

歯の根の中にある歯髄(いわゆる神経)は、歯に酸素や栄養を送るだけでなく、外部からの刺激を感知する大切な役割を担っています。しかし、むし歯が進行して歯の根まで細菌に感染すると、歯髄が炎症を起こしたり、壊死したりしてしまいます。この感染した歯髄を取り除き、根管内をきれいに消毒・充填することで、歯を保存するための治療が根管治療です。根管治療は「歯を残すための最後の砦」と言われるほど重要な治療であり、当院では患者さんの大切な歯を守るため、質の高い根管治療を提供しています。

丁寧に、そして精密に

根管治療は、どの歯科医院でも行われる基本的な治療です。しかし、根管は非常に複雑で、肉眼では見えないほど細い管や枝分かれした部分が多く存在します。歯の中に少しでも細菌が残ってしまうと、やがて再発・悪化するリスクが高まります。そのため、根管治療には精密さが不可欠です。当院では、マイクロスコープやラバーダム防湿といった機器・材料を駆使し、徹底的に細菌を除去することで、再発リスクをできる限り少なくしています。尚、より確実な治療を行うためには、ある程度の時間が必要になります。患者さんにはご負担をおかけしますが、大切な歯を守るための治療だとご理解いただけたら幸いです。

マイクロスコープを使用

根管治療の成功率を高めるために、歯科用マイクロスコープを積極的に使用しています。マイクロスコープは、肉眼では見えない歯の根管内を約20倍まで拡大して見ることができる顕微鏡で、複雑な形状や根管内の汚れ、そして破折や穿孔(根に空いた穴)などの異変も見逃しません。再発や悪化の可能性を早期に発見できるため、より確実な治療につながります。当院では、自費診療だけでなく、保険診療においてもこのマイクロスコープを使用し、患者さまの大切な歯を守るための治療に力を入れています。

ラバーダム防湿で細菌の侵入を防ぐ

根管治療では、感染した物質を根管の中から徹底的に取り除くことが重要です。しかし、それ以上に「治療中に新たな細菌を根管内に入れない」ことが再発を防ぐために最も重要だと私は考えています。唾液には多くの細菌が含まれており、治療中に根管内へ唾液が入り込むと、再感染の原因になってしまいます。そこで、当院ではラバーダムというゴムのシートで治療する歯以外を覆ってしまうことで、唾液や細菌の侵入を防ぎ、ほぼ無菌に近い状態で治療を進めています。一部の症例では、保険診療でもラバーダム防湿を行っています。

より柔軟なニッケルチタンファイル

根管内部の汚染された歯質や細菌を除去するために、ファイルという細い器具を使用します。当院では、しなやかで柔軟性に優れたニッケルチタン製のファイルを主に使用しています。ニッケルチタンファイルは、一般的に使用されるステンレス製のファイルでは届きにくい湾曲した根管にも対応でき、根管の形状に沿って効率よく削り取ることができます。また、根管治療用モーターと併用することで、手用よりも圧倒的に早く、かつきれいに根管内部を清掃できます。治療が早く終わることは、患者さまの負担を減らすだけでなく、感染機会(歯の内部をさらしている時間)を減らすことにもつながります。

当院は予防歯科に力を入れて取り組んでいます

むし歯にならないために。また、治療した歯のむし歯を再発させないために、当院では定期検診を受けていただくことをお勧めします。詳しくは当院の予防歯科をご覧ください。

診療予約について

RESERVE

患者さまをお待たせしないために、事前の予約をお願いしております。お電話もしくは予約フォームから予約をお取りいただけます。

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